生活の知恵

シールのベタベタを無水エタノールで取る時の注意点と消毒用との違い

シールのベタベタも精密機械のお掃除も除菌にも使えちゃう万能の無水エタノール!
でも、シールのベタベタを無水エタノールで取るときには少し注意が必要です。

実は無水エタノールを使ってはいけないものがあるのです。

その点に注意して万能液を使いこなしちゃいましょう!

  

シールのベタベタを無水エタノールで取る時の注意点

まず無水エタノールの特徴ですが、
[su_list icon=”icon: arrow-circle-right” icon_color=”#66cf95″]

  • 水と違って電気を通さないので電化製品・アイコスにも使える。
  • すぐ揮発する殺菌性も強いので除菌効果もあり。
  • 油汚れに強い。
  • 服についたボールペンも無水エタノールで落とせる。
  • ただ、色味のあるものは変色したり色落ちしたりするので注意。

[/su_list]

というものがあります。

そう、万能液の無水エタノールですが物によっては変色や色落ちをしたりするので、不安な場合は目立たない部分で試してから使うようにしてください。

そして次のような要所には使わないようにしましょう。

[su_box title=”使わないほうが良い物・場所” box_color=”#ff0000″ radius=”20″]・ワックスやニスが塗ってある物・場所
・フローリングの床
・家具(物による。ワックスやニスが塗ってある物は駄目)
・革
・ナイロン
・アクリル製品
・プラスチック製品(物による)[/su_box]

家具やテーブルなど除菌するのに使いたいですよね。
もちろん大丈夫な家具やテーブルもあります。
でもアルコールに弱い素材によってはどうなるかわからないので、念の為不安な場合は目立たないところで少し試してから使うのが無難と言えます。

そして、一番注意しないといけないのはプラスチック製品です。
使えるものと使えないものがあります。

[su_box title=”エタノール使用可能なプラスチック製品” box_color=”#66cf95″ radius=”20″]ポリエチレン(PE)
ポリプロピレン(PP)
塩化ビニル樹脂(PVC)[/su_box]

[su_box title=”エタノール使用不可能なプラスチック製品” box_color=”#ff0000″ radius=”20″]ポリスチレン(PS)
ポリエチレンテレフタレート(PET)
アクリル樹脂(PMMA)
ABS樹脂(ABS)
AS樹脂(AS)
ポリビニルアルコール(PVA)
ゴム製品
ゲーム機のコントローラーなんかは、ABS樹脂なので不可[/su_box]

その他の注意点

揮発性が高いので火のそばで保管しない。
使う時は火のない所(静電気も含む)で使う。

使用中蓋を開けっ放しにしておくと空気中の水分を吸って濃度が低くなるので必ず蓋は閉めましょう。

素手で触ると手荒れを起こすのでゴム手袋を忘れずに。

揮発しても空気中にアルコールは残るので長時間の使用はマスクなど使い注意する。
でも短時間であっても換気はするようにしましょう。

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは?

無水エタノールと消毒用エタノールですが実は中身は同じアルコールです。
そう、違いは濃度だけ。

無水エタノールの濃度は99.5%以上
エタノールの濃度は95%前後
消毒用エタノールの濃度は80%前後

といった、この3種類に分類されています。
用途によって濃度が変わってくるのです。

[su_box title=”無水エタノールの特徴” box_color=”#66cf95″ radius=”20″]純度の高いエタノール
洗浄力が高い
揮発性が高いので精密機械の掃除に使える
アルコール濃度は高いがすぐに揮発するためそのままでは逆に消毒には向かない
肌につくと水分をうばってしまう性質を持つ[/su_box]

[su_box title=”消毒用エタノールの特徴” box_color=”#66cf95″ radius=”20″]無水エタノールより濃度が低い分その場に留まってアルコール効果を発揮できるので消毒に向いている。

エタノールで不活性化できるウィルスの消毒に向いている
インフルエンザの予防もできる
肌に対する刺激も無水エタノールよりは低い[/su_box]

無水エタノールで消毒液を作ってみよう

先程も書きましたが、エタノールは濃度が濃すぎると揮発性が高く殺菌前に蒸発してしまうという事があるので無水エタノールは消毒位向きません。

なので消毒用エタノールは適度に薄めて揮発性を下げ消毒効果を上げています。
(実際エタノール濃度70%~80%なら殺菌効果に余り違いが無いらしいです)

濃度を下げれば消毒として使えるわけですから無水エタノールを精製水(不純物の無い精製された水)で薄めれば消毒用エタノールとしても使えるのです。

精製水もドラッグストアなどで手に入れる事ができます。
でも家庭用なら水道水でも大丈夫。
(水道水の場合長期保存はおすすめしません。余り使わない場合には精製水で作るほうが無難です)

割合はエタノール濃度80%ぐらいで作ってみましょう。

この場合1、80&の濃度で100ml消毒をつくるなら

無水エタノール80mlに水20mlで作れます。

※容れ物はガラス容器・ポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)で。
ペットボトルだと溶ける可能性あり。

1度市販の消毒用エタノールを購入してその容器で詰め替えて使えば容器の心配はないと思います。

だってもとは消毒用エタノール入っていたものですしね^^

まとめ

いかがでしたでしょうか?
無水エタノールのパワー(笑)

シールのベタベタのみならず消毒(除菌)としても使えます。

特に小さなお子様がいる世帯は汚れる確率も高いですし、除菌やインフルエンザ対策も必要と思います。

色々なものを変え揃えるよりは無水エタノールは1本で色々とお役立ち♪

1つあれば結構役立つと思いますので、取扱だけには注意してぜひ試して見てくださいね^^

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