新年のあいさつ年賀状。お正月はおめでたいことですし、年賀状と共に結婚の報告を一緒にしようと考える人多いと思います。
しかし、ここで頭を悩ますのは「喪中の人」へはどうやって報告しよう・・。
と、いうこと。
一般的に主流になってるのが、喪中で年賀状で挨拶できなかった人には
寒中見舞いをだして挨拶しようということになるわけですが・・。
果たして本当に出しても良いのか!?
その真実は・・・
寒中見舞いでの結婚報告を喪中の方へしてもいいのか!?
結果から言ってしまうと、寒中見舞いで結婚報告を喪中の方へ出してもマナー違反ではありません。
しかし、出すこと自体にはマナー違反ではなくても、
多少の気遣いはやはり必要になりますので、抑えるべきポイントはきっちり抑えておきましょう。
【寒中見舞いで結婚報告を喪中の方へする場合避けるべき事】
①派手なイラストは乗せない
やはり、相手は喪中であるのであまりに派手なおめでたいイラストなどはなるべく避けたほうが良いでしょう。季節的なシンプルなものが一番です。
②軽はずみな幸せ一杯の文言は書かない
結婚報告といえば「私達、幸せです♪」みたいな文言を使いがちですが、コレもNGです。
シンプルに結婚した報告を書きましょう。
例:「私事ですが、昨年○月に結婚しました。今後ともよろしくお願い申し上げます」等。
③悲しみを優先する
寒中見舞いは「厳しい寒さの中いかがお過ごしですか?」というように本来は相手の事をいたわる季節のご挨拶状です。また、お祝いごとと悲しい事があった時は悲しい事柄のほうが優先されます。
ですので、通常の寒中見舞いの後、追伸のように結婚報告を書くようにしましょう。
また、相手側にご不幸があって49日もまだ過ぎていない時は、寒中見舞いは見送り、時期を改めて結婚報告のはがきを出すようにしましょう。
寒中見舞いの結婚報告を喪中の人に写真で送って良いのか!?
結婚報告と言えば、ウエディング姿で撮った写真を載せたいものですが、
コレもイラストと同様に結婚報告を寒中見舞いで喪中の人に送る際はNGです。
寒中見舞いの本当の目的は喪中で年賀状を出せなかった代わりに相手への御見舞・挨拶状になります。
しかし、当たり前のことながら喪中の方は結婚というおめでたいことを祝える状況ではありませんので伝え方は控えめにしましょう。
寒中見舞いで結婚報告!喪中の方へ送る例文
寒中見舞いの文例です。参考になれば幸いです。
寒中お見舞い申し上げます
寒さ厳しき折 皆様いかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、○月○日に入籍しました。
本年も変わらぬお付き合いの程お願いいたします。
どうぞお風邪など召されませぬようご自愛ください。
寒中お見舞い申し上げます
厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
余寒も厳しいようですが、お風邪など召されませぬようご自愛ください
私事ですが、昨年○月に結婚しました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
寒中お伺い申し上げます
厳寒の折、ご家族の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
おかげ様で私どもも一同無事に暮らしております。
時節柄、何卒ご自愛専一に、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
追伸、昨年○月に結婚しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
寒中お伺い申し上げます
寒さ厳しき折いかがお過ごしでしょうか。
皆様お変わりございませんか。
私事ですが、昨年○月に結婚しました。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
厳しい寒さが続きますが、どうかお身体を大切に。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒中お見舞い申し上げます。
寒さがなお一層厳しくなっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます
追伸、昨年○月に結婚しました。おかげさまで皆無事に過ごしております。
寒中お見舞い申し上げます。
寒さが一段と増してきておりますが、皆様におかれましては
おかわりございませんでしょうか。
私事ですが、昨年○月に結婚しました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
寒さ厳しき折、お身体にご自愛下さい。
まとめ
寒中見舞いで結婚報告を喪中の方へはマナー違反ではありませんが、
結婚写真を添付したり派手なイラストや、
「私達幸せです♪」的な軽率な言葉は控えましょう。
また、お相手が四十九日も過ぎていない時は、寒中見舞いは出さずに時期をみて結婚報告のハガキを出しましょう。
どうしても結婚写真を送りたい場合は、後日別に結婚報告としてハガキを出すようにしましょう。