年に二回ある恒例行事のお中元とお歳暮。
でもこれっていつまで続ければいいの?
一度送り始めると止められないと思っていませんか?
そもそもお中元やお歳暮は感謝の気持ちを伝える習慣です。
疎遠になってきたり、顔を合わせなくなった人。
実家の両親や義父母などなど・・
お中元やお歳暮、やめてもいいですよ??
お歳暮やめたいんだけど・・
年に2回とはいえ、お中元にお歳暮を毎回送る場合、人によってはすごく負担になることってありますよね?
お歳暮を送る相手としては、両親や義父母。また兄弟や親戚といった身内が多く、
その次に多いのが会社の上司や取引先、友人などが多いようです。
しかし、数年間にわたり行なってきたお歳暮をやめるタイミングというものはなかなか悩むものです。
お歳暮のやめ方につて、あるアンケート調査によると
急に「きっぱりやめる」という人が23.2%と一番多く、
「礼状などで対応する」人が13.8%
「お互いにやめることにする」というのが11.3%
「自然となくなる」のが10.6%
そして「やめることができない」という人がなんと10%近くもいました。
なんとなく続いてる・・という事なのでしょうが、そもそもお中元・お歳暮は感謝をあらわした気持ちです。
自分がきついのに無理することなんて全くないのです。
お歳暮をやめる時のマナーとは
上記の「きっぱりやめる」ということを実行できる人は、さほど悩まなくていいと思いますが、こちらが止めても向こうが送ってくれる場合にはきちんとお礼状は出すようにしましょう。
そして、そのお礼状でお互いにやめましょうという旨を伝えれたら良いと思います。
一方、辞めたいけどやめれない人の場合、
徐々に回数を減らしていくのがいいでしょう。
【疎遠になってきた人やあまり会わなくなってきた人の場合】
お中元・お歳暮を送っていた場合には、お中元をやめて暑中お見舞いのハガキを出し、品物はお歳暮だけにします。
そしてその次の年にはお歳暮の金額をいつもより下げます。毎年5000円ぐらいだったのを3000円にするとかです。
そしてその次の年にはお品物はおくらず、年末の挨拶状もしくは寒中見舞いのハガキを出します。
こうして段階を踏んで徐々にフェードアウトしていきます。
でも、こうすると辞めるのに3年かかってしまいますね(;´・ω・)
そんな面倒なこと無理!
という人は、最後と決めたお歳暮に御礼状を添えると良いでしょう。(下記参照)
あと、
身内に送るのを辞めたい場合は直に話し合うのが一番です。
【両親・義父母・親戚の場合】
「もうそんなに気を使うような間柄でもないから
お中元やお歳暮という堅苦しい事はやめませんか?
子供も生まれたのでこれからはちょくちょく顔を見せに行きますので」
とか、誕生日や母の日などに上乗せするからお歳暮とかやめても良い?
みたいな感じで打診してもいいでしょう。
ご家庭によっても違うと思いますが、
お子さんが生まれてから、母の日・父の日・誕生日・お中元・お歳暮
と、送っていたら家計を圧迫してしまいます(´-∀-`;)
お子さんの教育費もかかってきますしね。
奥さんで義父母には言い難い場合は旦那さんに上手に間に入ってもらいましょう。
【仲人さんの場合】
昔はずっと送っていたようですが、今は
3年ほど送れば、あとは徐々に辞めていくのが一般的です。
お中元やお歳暮は、日頃お世話になった人に対しての感謝の気持ちを表すものですので止めること事自体は特に失礼に当たりません。
なので、送るのを止めたい場合は止めても大丈夫なのです。
お歳暮をやめる時のお礼状につける文例
お歳暮をやめましょうという気持ちを伝えるのに、
流石に「今年で送るのやめます!」とはっきり言うのはちょっと角がたつ感じですよね(´-∀-`;)
なので、
お互いに送り合ってるとすれば
「いつも結構なお品を頂きありがとうございます。これからはどうぞお気遣いなく、どうぞよろしくお願い致します。」
とお礼状に付け加えれば大丈夫です。
また、最後のお歳暮を送る際にはお礼状に
「今まで大変お世話になりました。これからもどうぞお体を大切に」
や
「今までありがとうございました。これからはお互い気を使うことなくお付き合いの程よろしくお願い申し上げます」
など、
相手へ感謝のメッセージを添えると儀礼は止めて気楽なお付き合いにしたいと伝えられます。
また、
毎年のお歳暮は辞めたいけど、今年は何か感謝の気持ちを送りたい場合は、
熨斗をお歳暮にせず、「お礼」にしておけばその時限り感謝の気持ちを伝える事になりますので毎年送る必要はありません。
まとめ
いかがでしょうか?
毎年恒例になっているとやめどきがわからない。となっている人も多いですが、
お歳暮は感謝の気持ちを表して送るものです。
嫌々送るものではありませんので、
会う機会がへったり、疎遠になったり、退職したきっかけに、
など、やめてしまっても特にマナー違反になってるわけではありませんので安心してくださいね。