家庭の医学

手に白いぶつぶつが!これって手湿疹?原因と食事の関係って?手荒れ対策グッズ紹介

ある時ふと手に違和感が・・

何かかゆい!

しかもよく見ると白いぶつぶつがΣ(゚Д゚)

これって何の病気??

湿疹?もしや水虫!?

でも結果は・・・・

手に白いぶつぶつができてかゆい!これって何?

手にできていた小さなブツブツの正体の候補が

調べているといくつか上がってきました。

[su_list icon=’icon: arrow-circle-right’ icon_color=’#ed0abd’]

  • 手湿疹
  • 手湿疹は、その名の通り手以外に症状はみられません

  • 接触性湿疹
  • いわゆる「かぶれ」てる症状

  • 汗疱(かんぽう)
  • 手足に水ぶくれやかゆみが生じ、水虫と症状が似ています

  • 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
  • 手の痒みが治らない又は、皮膚がはがれてきている。

  • 皮脂欠乏性湿疹
  • 皮膚表面がガサガサしていたり、白い粉をふいたようになった
    り、ひび割れができて痛みやかゆみが発生しているのが主な外見上の症状です

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などなど・・・。

でも、結局皮膚科で見てもらったら結果は手湿疹。

手湿疹って別名主婦湿疹とも言われているそうですね。

それはなぜなら、手湿疹は職業柄水作業が多い人や

家事など水仕事をすることの多い主婦の人がなる確率が高いからです。

例えば、

・普段こまめにハンドクリームなどで手の保湿をしない。

・水仕事を1日にする時間が長い

・仕事が医療従事者・美容師・調理師などよく手洗いすることも多い。

・脱脂力の強い洗剤を使っている

・毎日多量のシャンプーで頻繁に髪を洗う

・油物が多いので食器洗いに時間がかかる

など、

上記に当てはまることがある方の

手だけにできる白いぶつぶつは手湿疹である可能性が高いといえます。



手湿疹は「乾燥型」「湿潤型」のタイプに分かれます。

[su_box title=’乾燥型特徴
‘ style=’glass’ box_color=’#66cf95′]

・皮膚がカサカサする
・ひどくなるとひび割れが生じる
・指紋が消え皮膚が固くなる症状もある
・個人差によるが利き手のよく使う指先から症状が始まって手のひら全体に広がっていくこともある
[/su_box]

[su_box title=’浸潤型の特徴’ style=’glass’ box_color=’#66cf95′]

・小さな発疹や水ぶくれができる
・指の腹や手のひらから発症することが多い
・手の甲にも症状が見られる
[/su_box]

乾燥型は保湿剤による治療がベースになります。

なので、ハンドクリーム系をつかっていくわけですが

保湿に優れているものを選ぶなら

尿素など配合のものが良いですが、

尿素は刺激が強くて無理という方もいるはず。

そんな時は刺激物が入っていないワセリンをおすすめします。

また、保湿成分の入った化粧品や入浴剤をあわせて使うと効果的です。


湿潤型や、特に症状が強い部位には、

市販のステロイド外用剤を使うのが効果的です。

しかし、乾燥型と湿潤型が混在していることもありますので、

その場合には保湿剤を塗った上に炎症症状がある部分のみステロイド外用剤を使うようにすると効果的です。

ステロイド外用剤は朝と入浴後の1日2回塗りましょう。
用法をきちんと守ればステロイド剤は安全に使えるお薬です。


乾燥する時期は誰でも手が荒れやすくなります。

しかし、暖かい時期がくればよくなると思われがちですが、

なかなか主婦湿疹が治らず、通年で悩まされる人も少なくないようです。

手湿疹の原因に食事は関係あるの?

実は手湿疹の原因に、食べ物は殆ど関係ありません。

しかし、世間に出回っている加工食品は、

(インスタント食品・ハムやソーセージ・アルコール・強い香辛料など)

化学的合成品や強い香辛料の添加されているので、人によってはアレルギーを起こす可能性もあります。

アレルギー症状の多くは痒みが関係しますので、その関係で手湿疹にも食品が関係すると捉えられているようです。

しかし、もともとアレルギー体質の方はこれらの食品を控えるほうが良いのかもしれません。

手荒れ対策グッズ紹介

手湿疹のケアで一番大切なのは、

手や指の皮膚が弱くなっているのを保護することです。

特に食器洗いをはじめとして、

お風呂洗いや拭き掃除などは水や洗剤を必要とします。

一番手を保護してくれるアイテムは

手袋

です。

手湿疹の症状が安定するまでは

ハンドクリームなど保湿剤を塗ってから

まず綿の手袋をしましょう。

そして、水仕事をする場合はゴム手袋を必ずつけるようにしましょう。

※ゴム手袋は直につけてはいけません。

ゴム手袋のゴムが刺激になりますので綿の手袋をした上でゴムの手袋をするようにしましょう。

また、その他の作業をする時にも、綿の手袋をして手指を守るように心がけましょう。

しかし、綿の手袋をしてゴム手袋をすると

手袋の中の手は汗をかきます。

汗で濡れた手袋をそのままにしていると手湿疹を悪化させることとなりますので、

汗をかいて濡れたとしたら綿の手袋を取り替えるようにしましょう。


・オロナイン軟膏

ワセリンと同様に使えます。

・アルゴフィット

フィルムタイプの絆創膏。

サカムケ、あかぎれ、靴ずれの保護フィルム

あかぎれがひどい場合にも貼ると保護してくれます。

・ハンドパック

じんわり温めて手足の乾燥ケアしてくれます

まとめ

手湿疹はこまめな保湿でかなり改善されます。

しかし、いつまでたっても痒みが治まらない、

皮がめくれてきたなどあれば

別の病気が疑われますので病院に行くようにしましょう。